下剤服用上の注意事項
腸管洗浄液が服用可能である方であるか否かの判定は初診時に医師が確認をおこなっていますが稀に不測の事態が発生する場合があります。検査用下剤を服用され腹痛や吐き気をもよおされる場合はすぐに当院へご連絡ください。
大腸カメラ
Colonoscopy
現在、大腸がんは女性ではがん死亡原因の第1位、男性では第3位を占めており、こうした現状に対して、内視鏡検査による早期発見早期治療の役割が、今、一層重視されています。こうした現状に対して、近年飛躍的な進化を遂げた拡大内視鏡による、早期診断早期治療の役割が、今、一層重視されています。
ふじわらメディカルクリニックでは “大腸がんでは死なせない” という工藤進英先生のモットーを理念に掲げ、これまで私どもが研鑽して参りました拡大内視鏡による早期診断、安心できる大腸内視鏡検査を行っております。
「大腸カメラは痛くて、つらい、こわい」と思っている方に、ぜひ一度当院の内視鏡を受けていただき、ここで検査をしてよかったと、安心して帰っていただきたいと思っております。
下部内視鏡検査を定期的にきちんと受けることが、大腸がんの早期発見・早期治療にはとても大切です。
1.従来に比べ痛みの少ない内視鏡検査
直線的に大腸の一番奥まで到達する挿入法(軸保持短縮法)を心がけております。これにより腸が伸びてつっぱることが少なく、安全で体に負担の少ない検査が可能となります。
2.おなかの張らない検査
小さなポリープも見逃さないよう検査の際に十分に大腸を膨らませて観察しますが、CO2送気を使用することにより、お腹のはりを軽減する工夫をしております。
3.リラックスして受けられる検査
リラックスして検査していただくよう、鎮静剤(静脈麻酔)を使用した検査も行っております。検査後も、リカバリールームにてお休みしていただくことも可能です。
下部内視鏡検査では、大腸がん、大腸ポリープといった腫瘍性病変の他に、大腸憩室、クローン病、潰瘍性大腸炎、痔核といった疾患の診断・検査に有効です。
大腸内視鏡検査は腸内をスコープで直接観察する検査ですので、下剤により腸の中をきれいにする必要があります(前処置)。
検査時間は通常15分程度ですが、腸の長さや状態により個人差があります。
腸管洗浄液が服用可能である方であるか否かの判定は初診時に医師が確認をおこなっていますが稀に不測の事態が発生する場合があります。検査用下剤を服用され腹痛や吐き気をもよおされる場合はすぐに当院へご連絡ください。
Step1.検査~事前来院
大腸内視鏡検査をご希望の場合は、事前に外来を受診していただきます。
現在の症状やこれまでの病歴などを伺います(人間ドックや健診で引っかかった方は、検査結果一式をお持ちください)。
検査が決まったら、患者様のご都合を聞きながら検査日程を決定し、ご予約をお取りし、検査についての詳しい説明を行います。また、内視鏡検査に必要な血液検査を行います。
Step2.検査前日
食事は消化が良く大腸に残りにくい食事を朝、昼、夕と摂取して結構です。
ただし夕食は20時までに済ませてください。お水、お茶、スポーツドリンクは夜間も摂取可能です。
Step3.検査当日
検査当日は、排便状態の確認をします。(最終排便の性状を確認し、検査が正しく行える状態かを判断します。(5-10回の排便により、便の性状が透明で黄色の水様になれば大丈夫です)。
検査30分前までに来院し、診察券・承諾書を出し、受付をしてください。
また、検査で鎮静剤を使う場合は、ご自分でお車を運転して来院されるのは避けてください。検査後、お車を運転してご帰宅することができません。
Step4.検査後
検査終了後は休んでいただきその後医師より検査結果の説明があります。
鎮静剤使用時は、リカバリー室で30分ほどお休みしていただきます。
検査中に組織を採取した場合、あるいはポリープを切除した場合、顕微鏡検査をおこない2週間後に結果を説明します。ポリープを切除した場合は大きさに応じて3日~7日間は禁酒・禁煙・激しいスポーツを禁止していただきますのでご協力のほどよろしくお願いします。